日本人の平均寿命と住宅の寿命から、マイホーム購入のタイミングを考えてみた。

 

現在、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性は87歳です。

 

そして、平均寿命を超える方の割合は60%とも聞きます。

 

 

マイホームを建てる時期は人それぞれ。

 

まず最初にマイホームを意識するようになるタイミングと言えば、結婚し子供が生まれた時ではないでしょうか。

 

新婚時代はアパート暮らしで何の不便も不満もなくても、子供が生まれたことで手狭になり、また子供の泣き声や足音などで上下左右の住人に対して気を使うことが増えてきます。

 

ワラビモチ家が家づくりを始めたきっかけも「子供の誕生」でした。

 

ただ、この子育て世代のネックは お金がない ということです。

 

就職してまだ10年ほどで給与水準は低いのに、子供の教育費(保育料)負担は大きく、DINKS時代にしっかり貯蓄でもしていない限り、家計にあまり余裕がないのが子育て世代の特徴です。

 

仕事は忙しいわ、お金はないわで、あるのは「マイホームを建てたい!」という情熱だけ。

 

でも、この情熱は大事ですよ。

 

ちなみに、国交省の調査によると第一次住宅取得者は30代が一番多いようです。

 

 

ほかには、定年を迎える時期に家を買うという方も結構多いです。

 

退職金というまとまった大金が入るタイミングで、住宅ローンを組むことなく鮮やかに現金一括購入。

 

羨ましいですねぇ。

 

キャッシュで購入できれば無駄な利息を支払わずに済みますから、本当ならお金がない人こそキャッシュでマイホームを購入したいところです。(ものすごーく矛盾していますが。)

 

ただ、年金の受給開始年齢もジワジワ上がってきていますし、老後資金だって必要ですから、誰もが退職金をあてにして家を建てられるわけではありません。

 

そもそも数十年後の定年時にきちんと退職金が出るのか、出たとしていくら出るのか、それ以前に定年までちゃんと勤めあげられるのか?

 

 

まぁ、ワラビモチ家は定年のタイミングでのマイホーム購入は無理ですね。

 

退職金はそんなに期待できないと思うので。(良い意味で裏切って欲しい!)

 

また、ワラビ君やモチ子が定年を迎える頃になってから家を建てるとなれば、子供達はその家では育っていないわけで、帰省した際に「実家」という感覚が薄いのでは?と思うのです。

 

それが何か?と思われる方もいるかと思いますが、モチ子は「夫婦の終の住処」を「子供達の実家」にしたい のです。

 

そのためには、家の寿命が長くないといけません。

 

 

育児期に建てた家は、老後までもつのか?

 

冒頭でお話ししましたが、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性は87歳です。

 

しかも、過半数は平均寿命より長生きします。

 

仮に「30歳で家を建て90歳で亡くなる」というシチュエーションを想定した場合、建て替えをしないのであれば、マイホームには最低でも60年間は頑張ってもらうことになります。

 

築60年と聞くと、うわーオンボロ!という印象を持つ方が多いかと思いますが、欧米では割と普通です。

 

国土交通省の資料によると、滅失住宅(取り壊し等の様々な理由で除去された家)の平均築後年数は日本が30年であるのに対し、アメリカは55年、イギリスは77年とのこと。

 

なんと、日本はイギリスの半分以下です。

 

大金を投じて建てたマイホームが、日本では平均たった30年で滅失住宅に・・。

 

30歳で家を建てるとすれば、60歳の定年のタイミングでもう一軒建てなければいけなくなるのでしょうか。

 

 

そんなことはありません。

 

ヨーロッパなどでは、築100年が経つアパートに普通に人々が暮らしています。

 

むしろ、これらの古くもしっかり手入れされた建築物はとても価値があるとされ、人気の物件なのです。

 

日本では「中古」とつくと一戸建てであれマンションであれ、だいぶ価値が下がりますが(立地に左右される面はありますが)、欧米ではそこまで影響がありません。

 

中古市場がとても大きく活発で、住宅流通市場に占める既存住宅のシェアがイギリスでは89%です。(新築選好傾向の日本では13%)

 

日本との住宅事情の違いはあまりに大きいですね。

 

技術的なことだけを考えれば日本にできないわけはないので、しっかりした家を建てて、愛着を持ってメンテナンスしていれば、一つの家で育児期から老後までは普通に暮らせるのです。

 

ある程度しっかりした家を建てるにはお金がかかるかもしれませんが、光熱費などのランニングコストや建て替え周期のことを考えれば、むしろ安く上がるでしょう。

 

ずいぶん前から国交省は、日本の住宅の寿命を延ばすことが住宅政策の中でもまず取り組むべき最重要課題だと言っているのですが、どんな政策を投入したところで、国民の意識が変わらないことには今のままの状況が続くことと思います。

 

 

また、持ち家と賃貸ではトータルコストにそれほど差がないとも聞きますが、長生きすればするほど賃貸派の方の居住費は膨らんでいきます。

 

「気軽に引っ越せる」という賃貸ならではのメリットも、老後に高齢者のみの世帯となればそうもいきませんし、長生きすることがリスクになってしまうというのは悲しい気がします。

 

マイホームを購入するのか一生賃貸で暮らすのか、購入するならいつどのタイミングで購入するのか、私たちには様々な選択肢がありますが、しっかりシミュレーションした上での若いうちの住宅購入であれば、ためらう理由は全くありませんよ。

 



自己紹介

 

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30代前半のモチ子と申します。

 

27歳で結婚し、夫のワラビ君の浪費癖(もちろん貯金ゼロ)によろめきつつも、ダブルインカムの油断と忙しさから、家計の見直しをすることなくここまで来てしまいました。

 

3人の子供に恵まれ、マイホーム新築により2,400万円の住宅ローンを組み、遅ればせながらやっと「家計やばいんでない?」と気づいた次第です。(遅)

 

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